バリアフリーリフォームの施工事例

沖縄には心優しく元気な「おばあ」たちがいます。沖縄のおばあたちはみんな元気よく明るく楽しい、でも年齢を重ねれば誰でも弱いところが多くなるのです。足腰が弱くなったり、病気をして歩くのがしんどかったり、体に支障があっても快適に暮らすために、バリアフリー住宅にするお宅も多くなっています。

バリアフリー住宅とはどういう住宅なのか

沖縄で家を建てる場合、気候のことをよく考えて建設する必要があります。バリアフリー住宅にする時も沖縄の気候に沿ったバリアフリー住宅を考えなければなりません。バリアフリー住宅は小さいお子さんから高齢者、また障害をお持ちの方も安全・安心・快適に暮らすことができる住宅となるため、沖縄では台風や塩害に強い住宅プラス誰もが暮らしに支障がない家造りが求められます。

バリアフリー住宅に必要な要素

車いすの方でも足腰が弱くなった人でも安全・安心・快適に暮らせる、そんな家造りが必要となります。廊下や階段・お風呂やトイレに手すりがあり家の内部に段差がないこと、玄関周りに幅を持たせて車いすでも通りやすく、スロープなど設けること、ドアを引き戸にしたりレバーハンドルに交換するなどが必要です。

沖縄で建てるバリアフリー住宅の施工例を紹介!

高齢者や障害をお持ちの方がご家族の中にいる時には、苦労なく動ける家づくりが求められます。当社の施工では1階に寝室を作りその近くにトイレやお風呂を設置するといった設計をお勧めしています。もちろん玄関、リビング、居室などすべてがフラットで段差のない作りにしていますし、お風呂は水の流れを考慮し転倒などリスクの少ない緩やかな傾斜をつけて段差のないお風呂を作りました。

高齢になってから困らないように新築からバリアフリーに

居室をなるべく広く取りたいということから廊下が狭い住宅もありますが、バリアフリーを考えた住宅では当社の場合、廊下の幅を90㎝以上設けて設計します。車いすを利用する場合、最低でも90㎝、回転することを考えれば150cmくらいの幅があると安心です。沖縄の住宅は庇を大きくもうけたいという方が多いので、玄関までの距離も長くなるため玄関周辺にも段差をなくしスロープにして将来足腰が弱って車いすになっても困らない住宅になります。

沖縄では塩害や台風などのことも配慮しなければなりませんが、長寿県である沖縄で高齢になっても円滑な生活ができるように、バリアフリーに関しても考える必要があるでしょう。当社にも新築の際にはバリアフリーやグローバルデザインの希望が多くなっています。住宅は外壁の防水や塗装、設備の老朽化などによって手を入れなければならないときありますが、間取りを変えるような大きな改修をしなくてもいいようにバリアフリーについてもよく考えた家づくりが望まれます。