自宅をリフォームする人も増えてきています。より自分の好みに合った家にできますし、老朽化したところを補修してより長く住み続けることも可能です。リフォームをお願いすることになった場合、どのような手順で進められるかについて以下にまとめました。
まずは準備から
やみくもにリフォームをお願いしても、なかなか満足できる仕上がりにはなりません。まずはどんな家にしたいのか、具体的なイメージを固めるところから始めましょう。
不満をまとめよう
リフォームを検討しているのは、現在の住居のどこかに不満を抱えているからではありませんか?まずはどんな不満を抱えているのか、書き出してみましょう。また今現在だけでなく、将来のことも考えてみるといいです。5年後や10年後になったとき、バリアフリーの住宅が必要になったり、二世帯住宅を検討したり、いろいろな可能性が出てくるはずです。
要望をまとめる
不満が一通り出てきたところで、ではリフォームする際にどんな要望を出すか、具体的にまとめましょう。要望が多いと、予算オーバーしてしまう可能性があります。その場合、どれは絶対にお願いしたいか、どれは別に今回やらなくてもいいところかを決めておくといいです。
業者との打ち合わせ
要望が固まったところで、リフォーム業者と実際に接触して話し合いを進めます。どのような形で打ち合わせをするかについて、詳しく見ていきます。
複数の業者に問い合わせる
リフォーム業者と言っても専門業者もあれば、住宅設備会社、工務店などいろいろな選択肢があります。最初から一つに絞り込むのではなく、複数の業者に相談しましょう。そうすれば、どこなら自分たちの要望をより具現化してくれるかが見えてきます。また話を重ねていくうちに、どこから信頼して任せられるかも見えてくるでしょう。ちなみに現地調査から概算見積もりまでなら無料で行ってくれる業者がほとんどです。複数のところとコンタクトをとっても、お金をとられるような心配はありません。
契約をする
要望を出して業者側の提案を聞き、見積もりも納得できれば、一つの業者と契約を交わします。この時契約書が作成されるはずなので、内容を確認しましょう。これまでの打ち合わせ通りの内容になっているか、もしもの場合の補償やメンテナンスがどうなっているかなどを確認し、わからないところがあれば担当者に説明を求めましょう。納得できたところでハンコを押すべきです。
工事開始
契約をすれば、あとは工事が始まるのを待つばかりです。この時注意すべきポイントがいくつかあります。
引越しの可能性
大がかりなリフォームをお願いする場合、一時的に引っ越さないといけないケースも出てきます。その場合、仮住まいを見つけておかなければなりません。また荷物の運び出しも工事開始前に済ませておかないといけないので、その辺のスケジュール調整も業者と進めておきましょう。
まとめ
いったん工事が始まると、そこから変更するのはなかなか難しいです。だからこそ契約前の打ち合わせの段階で、しっかり話を詰める必要があります。細かなこだわりまで要望はしっかり出して、業者と出来上がりのイメージを共有できるようにしっかりコミュニケーションをとりましょう。